MENU

パタヤの治安は?危険?気をつけるべき「注意点」を徹底解説 | タイ旅行

旅行する人

パタヤの治安って実際どうなの?どんなトラブルがおおい?
なにを気をつけたらいいのか知りたいな・・・。

そんな声にお答えします。

本記事の内容

パタヤの治安情報とよくある詐欺や事故などを網羅
・安全対策やトラブル時の対応、緊急連絡窓口
・知らないと困るタイの法律やNGマナーなど

パタヤへの旅行、楽しみですが少し不安なこともありますよね。

この記事をよめば、パタヤで気をつけることがわかり、トラブルを避けやすくなります

リスクにそなえ、安全にパタヤを楽しみましょう。

外務省や在タイ大使館、現地警察などの情報および、ニュースや体験談を基に記事作成しています。

海外で体調を崩す前に

診療費は国によっては1日数十万円・・・。
ゴールドカードで充実した保険が、なんと年会費無料。

実質年会費無料

セゾン・ゴールド・アメックス(R)カード

  • 年会費11,000円(初年度無料)
  • 年1度の利用でずっと無料
  • 充実した海外旅行保険つき
  • 死亡・後遺障害 5000万円

目次

パタヤ旅行にぜったいに必要な3つの柱

海外旅行保険つきクレジットカード

海外旅行では、数多くのトラブルがあります。

もしもの場合には、100万円以上の支払いも伴います。

トラブル例クレカ補償例
スマホ、カメラを盗まれた。携行品補償 1品 10万円
軽い体調不良(かぜ・ゲリなど)5000円〜2万円ほど
屋台のご飯で食中毒(中程度)4.5万円〜9万円以上
入院(一般病棟・個室)1泊4.5万円〜9万円以上
軽めのケガ(打撲・すり傷)1.5万円〜5万円
単純骨折・縫合・ねん座(複数回通院)9万円〜30万円以上
緊急手術 (複雑骨折・頭部外傷など)100万円〜500万円以上
ICUでの治療(治療費とは別)1日あたり45万円〜
バイクの運転で人を轢いてしまった
  • スマホを盗まれる
  • 屋台のご飯でお腹をこわす
  • 交通事故に遭う

などなった場合に、思わぬお金が必要になります。入院1泊5万円なんて当たり前です。緊急時の手術や搬送では100万円かかることも。

どんな時も海外旅行保険つきクレジットカードがあれば、もしもの場合に助かります。

年会費無料のクレカでも工夫すればOKです。必ず発行しておきましょう。

個人情報をまもるVPNサービス

海外での無料WiFiで、あなたのIDやパスワードが盗まれます

  • SNSへのログイン
  • 銀行へのログイン
  • 証券会社のログイン

など、ハッキングされて重大な被害がでています。

VPNサービスを使えば、あなたの個人情報は守られ、安心して旅行を楽しめます。

必ず、VPNサービスに入っておきましょう。

通信サービスの準備

海外についたとき、トラブルになりやすいのが通信の問題。

  • 空港のWiFiにうまくつなげない
  • 空港のSIMカードを買うハードルが高い
  • 空港にSIMカードが売っていない

などがあります。調べ物をしたいのにネットに繋げない、なんてこともよくあること。

事前に準備しておけば、飛行機が着陸してすぐにネットにつなげます

不安な海外で、ネットがつながらないのは避けたいですよね。

パタヤでの重要トラブル | 軽犯罪・睡眠強盗

パタヤ滞在中に特に気を付けたいのが、残念ながら報告のある金品や身の安全に関わるトラブルです。 事前に手口や対策を把握することで、被害リスクを大幅に軽減できます。 ここでは代表的な事例を紹介します。

スリ・置き引き・ひったくり

パタヤの賑やかな場所では、スリや置き引き、バイクを使ったひったくりが報告されています。 楽しい旅行の思い出を守るため、具体的な手口と対策を確認することが大切です。

リスクレベル: ★★★★☆

どんな手口?どんな状況?

パタヤでは、観光客が多く集まる場所が特に狙われやすい傾向にあります。 例えば、ビーチロード沿いの遊歩道、ウォーキングストリートのような繁華街、デパートや市場など。

人混みではスリや置き引きが多発しています。 複数人に取り囲まれ気を逸らされたり、バッグをカッターのようなもので切られたりする手口も報告されています。

バイクを使ったひったくりも注意が必要でしょう。 歩いている時や、ソンテウ(乗り合いタクシー)に乗っている時に、後ろから近づいてきたバイクにバッグを奪われるケースがあります。 手提げカバンや肩掛けバッグは、道路側に持たないように心がけたいものです。

リアルな体験談 | 口コミ

ウォーキングストリートの人混みで、気づいたらリュックのサイドポケットが開いていて、そこに入れていたスマホがなくなっていました。一瞬の出来事でした。
ショッピングモールのフードコートで、注文のために少し席を外したほんの数十秒の間に、椅子に置いていたカバンごと盗まれてしまいました。中には買ったばかりのお土産がたくさん入っていて、本当にがっかりしました。
夜のビーチロードを歩いていたら、後ろから来たバイクに突然ショルダーバッグを強く引っ張られました。幸いストラップが切れず、必死で抵抗したので奪われずに済みましたが、転倒しそうになり本当に恐ろしい思いをしました。

主な対策

| 気をつけること

  • 貴重品(現金・パスポート等)はホテルのセーフティボックスへ。
  • 持ち歩く現金は最小限に。
  • バッグのチャックは必ず閉め、体の前で持つ。リュックも前持ち推奨。
  • ズボンの後ろポケットに財布やスマホを入れない。
  • 周囲に不審者がいないか常に警戒。
  • 馴れ馴れしい人物や不自然に寄ってくるグループに注意。
| もし遭ってしまったら...

  • まず自身の身の安全確保を最優先。犯人追跡や抵抗は危険。
  • 警察(1155)へ届け出る。被害届証明書は保険請求に必要。
  • カード類盗難時は、カード会社へ迅速に連絡し利用停止手続き。
  • 旅券紛失・盗難時は大使館/総領事館へ連絡し指示を仰ぐ。

タクシー・ソンテウ等の交通トラブル

パタヤ市内の移動に便利なこれらの交通機関ですが、一部運転手による料金トラブルが報告されています。 快適な移動のため、事前に注意点を確認することが大切です。

リスクレベル: ★★★☆☆

どんな手口?どんな状況?

パタヤでよく聞くタクシーの悩みは、メーター不使用や不当な料金請求です。 「メーターで」と頼んでも交渉制だと言われたり、遠回りされたりすることがあります。

ソンテウは通常ルートなら安価(10~20バーツ程度)ですが、貸し切りと誤解されると高額請求の恐れも。 乗車時の行き先と料金確認がトラブル回避の鍵です。 特に夜間は乗客が少ないため、チャーター料金を提示されやすいでしょう。

トゥクトゥクも乗車前の料金交渉が必須です。 相場を知らないと高額を要求されることもあります。

リアルな体験談 | 口コミ

パタヤで流しのタクシーを止めたら、案の定メーターを使ってくれず、言い値をふっかけられました。急いでいたので仕方なく乗りましたが、後で調べたら相場の倍近い金額で、ぼったくられたと分かりました。
ソンテウに乗って目的地を伝えたら、他の乗客もいるにも関わらず、運転手から『これはチャーターだ』と言われ、通常の数倍の料金を請求されました。納得いかないまま支払うしかありませんでした。
トゥクトゥクの運転手に行き先を告げると、明らかに観光客と見てか、相場の倍以上の高額な料金を提示されました。あまりの高さに驚き、乗るのをやめました。

主な対策

気をつけること

  • タクシー:乗車前にメーター使用を必ず依頼。拒否なら他を探す。
  • ホテル等にタクシー手配を頼むのも良い方法。
  • ソンテウ:通常ルートなら交渉不要。降車時に所定料金を支払う。
  • ルート外や貸切希望時は、乗車前に料金と目的地を明確に合意。
  • トゥクトゥク:乗車前に、行き先を告げ料金を交渉。双方合意の上で利用。
  • 配車アプリ「Grab」等は料金が事前に確定し、比較的安心。
  • おおよその料金相場を事前に調べておくと、不当請求を見抜きやすい。
もし遭ってしまったら...

  • 不当な料金請求には、まず落ち着いて話し合い。感情的な反論は逆効果。
  • 支払う前に、ホテルスタッフや警察(ツーリストポリス等)へ助けを求める。
  • 身の危険を感じたら無理な抵抗は禁物。安全確保を最優先。
  • 車のナンバー等を記憶し、後でツーリストポリス(1155)へ相談。

交渉して金額を決めても下車時に「お釣りがない」とごまかされる場合あり。先にお釣りも確認。Grabが最適です。

バー・ゴーゴーバー関連のトラブル

パタヤの夜を彩るバーやゴーゴーバー。多くの観光客が訪れる一方で、料金トラブルや盗難も報告されています。 楽しい夜が台無しにならぬよう、注意点を押さえておきましょう。

リスクレベル: ★★★★☆

どんな手口?どんな状況?

パタヤの繁華街、特にウォーキングストリート周辺のバーでは、典型的なトラブルがいくつかあります。 まず多いのはドリンク料金の問題です。 自分や店のスタッフへのドリンクが予想外に高額だったり、頼んでいないものが会計に含まれたりするケースです。

より悪質なのは睡眠薬強盗です。 飲み物に薬物を混入され、意識がもうろうとした所で金品を盗まれます。 これは非常に危険なため、最大限の警戒が必要です。

その他、店内外でのスリや置き引き(特にスマホや財布)、店のルール(撮影禁止等)を知らなかったことによるいざこざ、稀に攻撃的な客引きやスタッフとの衝突も考えられます。

リアルな体験談 | 口コミ

ウォーキングストリートのバーで、隣に座った女性にドリンクを一杯ご馳走したら、会計時に『レディドリンク』として一杯数千バーツというとんでもない金額を請求されました。メニューにも小さく書かれていたようですが、気づきませんでした。
少し酔って油断したのか、バーのカウンター席で隣の人と話している間に、カウンターに置いていたはずのスマートフォンがいつの間にか消えていました。本当に一瞬の出来事で、どこにも見当たりませんでした。
友人がバーで親切にされた人から勧められたドリンクを飲んだ後、急に意識が遠のき、気づいた時にはホテルで金品やクレジットカードが全て盗まれていました。おそらく睡眠薬強盗の被害に遭ったのだと思います。

主な対策

気をつけること

  • 入店前に店の雰囲気や料金体系(メニュー表示等)をできる限り確認。
  • ドリンク注文時は、必ず事前に料金を確認する習慣を。
  • 特に店のスタッフにご馳走する際は注意が必要。
  • 自分の飲み物からは決して目を離さない。
  • 飲みきれない量を一度に注文するのも避ける。
  • スマホや財布等の貴重品は、常に体の見える範囲で管理。
  • テーブルへの無造作な放置は危険。
  • 過度な飲酒は判断力を鈍らせる。節度ある行動を。
  • 店のルール(撮影可否等)は事前に確認、またはスタッフに尋ねる。
  • 知らない人とバーで会う際など、オンラインでのやり取りは慎重に。
もし遭ってしまったら...

  • 料金に納得がいかない場合は、まず落ち着いて店の責任者と話し合い。
  • 法外な請求や身の危険を感じたら、その場で解決しようとしない。
  • 速やかにツーリストポリス(1155)へ連絡し助けを求める。
  • 睡眠薬強盗の疑いなら、すぐ安全な場所へ移動。
  • 警察へ届け出て、必要なら医療機関を受診。
出典および参考URLまとめ

  • 在タイ日本国大使館提供「安全の手引き」
  • タイ国政府観光庁アドバイス
  • 現地事情に詳しい旅行者の体験談、関連ニュースなど。

リゾート特有のアクティビティトラブル

パタヤではマリンスポーツやバイクレンタルが人気ですが、リゾート特有のトラブルも潜んでいます。 ここでは、安全に楽しむためのポイントと主な事例を紹介します。

マリンスポーツでの詐欺・料金トラブル

パタヤのビーチで気軽に楽しめるマリンスポーツですが、一部悪質業者による詐欺的な料金請求に注意が必要です。 特にジェットスキーのレンタル時は細心の注意を払いましょう。

リスクレベル: ★★★☆☆

どんな手口?どんな状況?

典型的な手口は、ジェットスキー返却時に既存の傷を指摘されるものです。 「あなたがつけた」と言われ、法外な修理代を請求されます。 言葉巧みに不安を煽り、高額な現金を支払わせようとします。

他のアクティビティでも、最初の提示額と異なる高額請求や、不必要なオプションを強引に追加されるケースがあります。

リアルな体験談 | 口コミ

パタヤビーチでジェットスキーをレンタルし返却した際、乗る前からあったはずの小さな傷を指さされ、『お前がつけた傷だ!修理代を払え!』と数人の男に囲まれ高圧的に請求されました。結局、数千バーツ支払わされ、非常に不快な思いをしました。
パラセーリングを楽しんだ後、着地してから最初に聞いていた料金と違う高額な追加料金を請求されました。『安全管理費だ』などと言われましたが、そんな説明は一切なく、結局言い値で支払うしかなく悔しい思いをしました。

主な対策

気をつけること

  • レンタル前に業者と機材の状態を細かく確認。
  • 既存の傷や破損箇所は全て写真や動画で記録。
  • 業者の目の前で記録するのがポイント。
  • 料金体系を事前にしっかり確認。レンタル時間、保険有無など。
  • 不明点は利用前に質問。可能なら料金や条件が記載された書面をもらう。
  • 他の利用者の口コミや評判を事前に調べ、信頼できそうな業者を選ぶ。
  • 極端に安い料金提示には注意。
  • 万が一の事故や賠償責任に備え、海外旅行保険加入を検討。
  • アクティビティ中の事故もカバーする保険か事前に確認。
もし遭ってしまったら...

  • 不当な修理代等を請求されても、その場で安易に支払いに応じない。
  • 毅然とした態度で「自分は傷つけていない」「事前に確認した」と主張。
  • 脅されたり身の危険を感じたら、すぐにツーリストポリス(1155)へ連絡。
  • 業者の名前や場所、やり取りの記録(録音・写真等)も役立つ。

バイクレンタル関連のトラブル

パタヤ市内や近郊の自由な移動に、レンタルバイクは便利です。 しかし手軽な反面、事故や料金トラブルも少なくありません。 利用する際は、いくつかの重要な注意点があります。

リスクレベル: ★★★★☆

どんな手口?どんな状況?

レンタルバイクで最も注意したいのは交通事故です。 パタヤの交通事情は日本と大きく異なり、運転マナーに戸惑うこともあります。 些細な不注意が大きな事故につながる可能性も否定できません。

バイク返却時に、既存の傷を「あなたがつけた」と指摘され、高額な修理代を請求されるケースも後を絶ちません。 借りる前のチェックが非常に重要です。

レンタル時の保険内容が不十分な場合や、無免許や国際運転免許証不携帯で罰金を科せられるトラブルもあります。

リアルな体験談 | 口コミ

パタヤでバイクをレンタルし返却する際、覚えのない小さな傷を理由に法外な修理代を請求されました。レンタル時にパスポートを預けてしまっていたため、人質に取られたような形になり、結局高額な修理代を支払わされました。
国際運転免許証を持たずにパタヤでバイクを運転していたところ、警察の検問に引っかかり、その場で罰金を支払うことになりました。タイの交通ルールを甘く見ていました。
レンタルバイクで軽い接触事故を起こしてしまいました。幸い相手に大きなケガはありませんでしたが、バイクの修理代と相手への示談金で、結局日本円で数十万円という高額な支払いが発生しました。レンタルの際の保険が十分でなかったようです。

主な対策

気をつけること

  • 信頼できるレンタル店を選ぶ:ホテル紹介やネットの口コミを参考に。
  • 借りる前の徹底チェック:店の人とバイク全体を細かく確認。
  • 既存の傷、へこみ、破損箇所は全て写真や動画で記録。
  • 日付が分かるように撮影すること。
  • 有効な国際運転免許証と日本の免許証を携帯。
  • タイの交通ルール(ヘルメット着用義務等)を確認し安全運転。
  • レンタルバイク付帯保険の内容(対人・対物賠償等)を必ず確認。
  • 多くの場合、補償は限定的。
  • バイク運転中の事故もカバーする海外旅行保険か事前に確認。
  • ヘルメット着用は法律で義務。自身の命を守るため必ず着用。
もし遭ってしまったら...

  • 事故の場合:まず負傷者の救護と自身の安全確保を最優先。
  • 速やかに警察(191/1155)と保険会社へ連絡。
  • 相手がいる場合は連絡先も必ず控える。
  • 不当な修理代請求:借りる前の撮影記録を提示し冷静に交渉。
  • 納得できない場合はツーリストポリスへ相談。
  • 安易な現金支払いは避けること。

もしもの医療費と海外旅行保険

パタヤにおける医療費の目安(サミティヴェート病院など私立病院の場合)

スクロールできます
症状・ケース治療費目安(日本円換算 ※1)備考・詳細
食中毒(中程度以上)約45,000~135,000円以上診察、点滴、検査、投薬など。入院の場合はさらに高額。
入院(一般病棟・個室 / 1日あたり)約45,000~90,000円以上室料、看護費、食事代など。治療費・薬代は別途。
入院(ICU / 1日あたり)約45万円以上治療費・薬代は別途。
交通事故(軽傷~中程度のケガ)約90,000~225,000円以上レントゲン、創傷処置、投薬など。骨折や手術の場合は数百万円になることも。
虫垂炎手術と入院(3日程度)約48万~60万円程度
コロナウイルス(軽症・呼吸管理なし)23日間入院約315万円程度サミティヴェート病院での実例

バイクタクシーの事故が多発しています。便利ですがあまり乗らないように。

ラン島へのアクセスと船のトラブル

パタヤから日帰りで行ける美しいラン島(KOH LARN)。 人気のスポットですが、島へ渡る船で料金トラブルや安全面の注意が必要です。

リスクレベル: ★★☆☆☆

どんな手口?どんな状況?

ラン島への主な交通手段は、大型フェリーと高速スピードボートです。

フェリーは安価(片道30バーツ程度)で比較的安全ですが、時間帯により非常に混雑します。 天候により波が高くなると船酔いや、小さなお子様連れは注意が必要です。

スピードボートは早く着けるのが魅力ですが、料金トラブルが最も多い交通手段かもしれません。 正規乗船場所以外の客引き業者には注意が必要です。 法外な料金請求や、約束と違うビーチに降ろされる悪質ケースもあります。 救命胴衣不足や定員オーバーのボートも稀に見られます。

ラン島には複数のビーチがあります。 スピードボートの場合、行き先ビーチにより料金や所要時間が変わることもあります。

リアルな体験談 | 口コミ

バリハイ桟橋でラン島行きのスピードボートを探していたら、客引きに声をかけられ、相場よりもかなり高い往復料金を提示されました。断って正規のチケット売り場に行くと、ずっと安い料金で乗船できました。
天候があまり良くない日だったのですが、スピードボートの業者は『問題ない』と言ってラン島へ出発。しかし沖に出ると船はものすごく揺れ、波も高く、乗客全員が生きた心地がしないほど怖い思いをしました。明らかに無理な運航でした。

主な対策

気をつけること

  • 正規の乗船場所を利用:バリハイ桟橋から出発する正規業者を選ぶ。
  • 一部、ハードロックカフェ前からスピードボートの乗り合いも。
  • フェリー料金は基本的に固定。
  • スピードボートは乗船前に必ず「行き先ビーチ名」「料金」
  • 「出発/帰り時間」を明確に確認、合意する。
  • 複数業者に料金を聞き比較も有効。
  • スピードボート乗船時は、全員分のライフジャケット有無を確認。
  • 船の状態等も目で確認。不安なら乗船を控える勇気も。
  • 天候が悪い日や波が高い日は無理な乗船は避ける。
  • 特に小さなお子様連れや船酔いが心配な方は大型フェリーが安心。
  • 個人手配が不安なら、信頼できる旅行会社等のツアー利用も一手。
もし遭ってしまったら...

  • 料金で揉めた場合は、まず落ち着いて話し合い。事前合意内容を伝える。
  • 安全管理に問題を感じた、または悪質業者に遭遇した場合。
  • ツーリストポリス(1155)やTATパタヤへ相談を検討。
  • ボート事故等でケガをしたら、すぐに医療機関を受診。
  • 加入の海外旅行保険会社にも連絡し、指示を仰ぐ。

その他、気をつけるべきこと

パタヤ滞在をより安全で快適にするためには、これまで紹介したトラブル以外にも注意すべき点があります。 ここでは、詐欺の手口、インターネット利用の際のセキュリティ、健康や衛生管理、そしてタイ特有の法律や習慣について、具体的な情報を紹介します。

詐欺(両替、ニセ警官、寸借詐欺など)

残念ながら、観光客を狙った様々な詐欺の手口が報告されています。 親切そうに近づいても、うまい話には裏があるかもしれません。 代表的な手口を知り、冷静に対応することが大切です。

リスクレベル: ★★★☆☆

どんな手口?どんな状況?

パタヤで注意したい詐欺のパターン。

  • 両替詐欺:無認可の両替所や個人からの両替話。不利なレートや偽札のリスク。お札を数える際に枚数を誤魔化す手口も。
  • ニセ警官による詐欺:警官を装い「旅券を見せろ」「所持金検査だ」と声をかける。その隙に現金を抜き取ったり、架空の違反で罰金を要求したり。ID提示を求めるなど慎重な対応を。
  • 寸借詐欺:「財布をなくした」「病気の家族がいる」等と困った状況を装い少額の借金を頼む。まず戻ってこない。同情心につけこむ巧妙なものが増加。
  • 宝石店・オーダースーツ店等での詐欺:バンコクで有名だが、パタヤでも「特別な案内」と誘われ高額商品を強引に購入させられるケースも。興味がなければはっきり断る。

リアルな体験談 | 口コミ

パタヤの街中で日本語で親切そうに声をかけられ、『もっと良いレートで両替できる店がある』と怪しげな路地に連れて行かれました。結局、提示されたレートは銀行より悪く、手数料も取られて損をしました。
夜、一人で歩いていると警官の制服を着た男に呼び止められ、パスポートと財布の提示を求められました。言われるがままに見せていると、巧みに注意をそらされ、気づいた時には財布から数枚のお札が抜き取られていました。
『日本から来たばかりで、スリに遭って財布を全部盗まれてしまった。帰りの航空券を買うお金がないので少し貸してほしい』と涙ながらに訴えられ、気の毒に思って数千円貸しましたが、もちろん連絡が取れなくなり、典型的な寸借詐欺に遭いました。

主な対策

気をつけること

  • 両替は銀行や正規の両替所を利用。両替後は必ずその場で金額確認。
  • 警官を名乗る人物に声をかけられても、路上で安易に旅券や財布を渡さない。
  • 不審なら大使館やツーリストポリスへ連絡する旨を伝えるのも一手。
  • 見知らぬ人に「お金を貸して」と頼まれても、基本的には応じない。
  • 「うますぎる話」「今日だけの特別」といった言葉に注意。
  • 興味がなければきっぱり断る勇気を持つ。
もし遭ってしまったら...

  • 身の危険を感じない範囲で、はっきりと「NO」と伝える。
  • 被害に遭った場合は、速やかにツーリストポリス(1155)へ相談。
  • 金銭被害大や旅券関連は、大使館/総領事館へも連絡。

インターネット利用時のセキュリティ

旅行中の情報検索にスマホやPCは必須です。 パタヤでも多くのカフェやホテルで無料Wi-Fiが提供され便利ですが、その利用にはセキュリティ上の注意が必要です。

リスクレベル: ★★★☆☆

どんな手口?どんな状況?

空港やホテル、カフェ等の無料公共Wi-Fiは、通信が暗号化されていない、またはセキュリティが甘い場合があります。 利用すると悪意ある第三者に通信内容を盗み見られ、個人情報を抜き取られる危険性があります。

具体的には、IDやパスワード、カード情報等が盗まれる「中間者攻撃」や、本物そっくりの偽Wi-Fiアクセスポイントに接続させ情報を盗む手口もあります。

特にオンラインバンキングやショッピングサイト等、重要個人情報扱時は細心の注意を。

リアルな体験談 | 口コミ

パタヤのカフェで無料Wi-Fiに接続し、日本の自分の銀行口座にアクセスしてしまいました。帰国後、その銀行から不審な海外からのログイン試行があったとの通知があり、ゾッとしました。幸い実害はありませんでしたが、情報が盗まれたのかもしれません。
スワンナプーム空港で無料Wi-Fiを探していたら、公式のものと非常によく似た名前のアクセスポイントが複数表示されました。うっかり怪しい方に接続しそうになり、慌てて切断しました。個人情報を入力していたら危なかったです。

主な対策

気をつけること

  • 個人情報やカード情報、パスワード等入力時は公共Wi-Fiを避ける。
  • スマホのデータ通信(テザリング等)利用が比較的安全。
  • やむを得ず公共Wi-Fi利用時は、URLが「https://」で始まるか確認。
  • 提供元不明な怪しいWi-Fiスポットには接続しない。
  • オンラインバンキング等、重要情報のやり取りは信頼できる環境下で。
  • 特に個人情報や金銭に関わる情報扱時は、VPN利用で通信暗号化を強く推奨。
  • 公共Wi-Fi利用時のセキュリティが大幅向上。
  • スマホやPCのOS、セキュリティソフトは常に最新状態に。
もし遭ってしまったら...

  • 不正アクセスや情報漏洩の疑い:該当サービスのパスワードを安全な別環境からすぐ変更。
  • カード不正利用の疑い:速やかにカード会社へ連絡し、利用停止と調査を依頼すること。
  • 大きな金銭被害や悪質サイバー犯罪に巻き込まれたら、帰国後、日本の警察等へ相談を検討。

VPNで安心

VPNサービスを使うと海外旅行で、個人情報を守ることができて安心です。国内でも近年は偽装ホットスポットがはびこり危険度もましています。VPNはオススメです。

健康と衛生管理のポイント

せっかくの海外旅行も、体調を崩しては楽しさ半減です。 パタヤのような熱帯気候では、日本と異なる健康リスクもあります。 事前に知識を身につけ、しっかり対策しましょう。

リスクレベル: ★★★☆☆

主な健康リスクと原因

パタヤ滞在中に特に注意したい健康リスク。

  • 食中毒や下痢:最も一般的な旅行者トラブル。生水や氷、未加熱の食べ物、衛生管理不十分な屋台料理等が原因に。
  • 蚊が媒介する感染症:タイではデング熱が通年報告。その他チクングニア熱、ジカ熱等も蚊を介して感染可能性。特に雨季や水たまりの多い場所は蚊が発生しやすい。
  • 日射病・熱中症:年間を通じ高温多湿なパタヤ。日中の屋外活動中は日射病や熱中症リスクあり。
  • その他:旅行疲れによる体調不良や、慣れない香辛料の強い食事でお腹を壊すことも。

リアルな体験談 | 口コミ

パタヤの屋台で食べた焼きエビが原因で、その夜から激しい腹痛と下痢に見舞われ、結局3日間ホテルで寝込む羽目になりました。楽しみにしていた旅行が台無しです。
夕方のビーチでのんびりしていたら、気づかないうちに足を何カ所も蚊に刺されてしまいました。数日後、高熱と関節痛が出て病院に行ったところ、デング熱と診断され、入院することになりました。
パタヤの炎天下、帽子もかぶらずに寺院巡りをしていたら、急にめまいと吐き気に襲われ、軽い熱中症と診断されました。日差しを甘く見ていました。

主な対策

気をつけること

  • 食べ物と飲み水
    • 飲用水は必ず未開封ミネラルウォーターを選ぶ。水道水は飲まない。
    • 信頼できるお店以外では氷をさける。
    • 屋台の料理は衛生状態をよく見て、十分に加熱されたものを選ぶ。
    • 生野菜、カットフルーツも注意が必要。
  • 蚊の対策
    • 虫除けスプレー(DEET成分入り等)をこまめに使用。
    • 外出時はできるだけ長袖・長ズボンで肌露出を少なく。
    • 特に夕方~夜間、草むらや水辺等蚊の多い場所は注意。
    • ホテル部屋では蚊帳や電気蚊取り器等利用も良い。
  • 日差しと暑さ対策
    • 日中外出時は帽子やサングラス着用、日焼け止めをこまめに。
    • こまめに水分補給、体調不良時は無理せず涼しい場所で休憩。
  • その他
    • 手洗いやアルコール消毒をこまめに。
    • 旅行前にA型肝炎や破傷風等、予防接種を医師に相談も。
  • 万が一、体調を崩し現地病院にかかる場合、医療費が高額になることも。
  • 安心して治療を受けられるよう海外旅行保険加入は必須。
  • 補償内容やキャッシュレス可否を事前に確認。
もし遭ってしまったら...

  • 軽度の下痢や食中毒:安静、水分摂取、消化の良い食事。
  • 市販の整腸剤も役立つ場合あり。
  • 高熱、嘔吐下痢が続く、意識障害など症状が重い場合。
  • デング熱等の感染症が疑われる場合も同様。
  • ためらわず速やかに医療機関を受診すること。
  • 日本語対応可能な病院あり(詳細は末尾リスト参照)。
  • 病院にかかる際は、加入保険会社へ連絡。
  • キャッシュレス診療可否や手続きの指示を仰ぐ。

体調をととのえる

知っておきたいタイの法律と習慣

タイには日本と異なる独自の法律や文化、習慣があります。 これらを知らずに行動すると、意図せず法律違反になったり、現地の人を不快にさせたりする可能性もあります。 快適で安全な旅行のため、基本ルールとマナーを事前に理解しましょう。

リスクレベル: ★★★☆☆

主な注意点(法律)

  • 不敬罪:タイでは王室への不敬行為は非常に重い罪。国王や王室メンバーを批判・侮辱する言動は絶対NG。公共場での王室肖像を傷つける行為も同様。
  • 仏像・宗教施設マナー:寺院訪問時は露出の多い服装(タンクトップ、短パン等)は避け、肩や膝が隠れる服装を。女性が僧侶に直接触れるのは不可。仏像の頭に登ったり足裏を向けたりするのは大変失礼。仏像の国外持ち出しは原則許可要。
  • 麻薬・薬物:タイでは麻薬・薬物法が非常に厳しく、違反時は外国人でも極めて重い罰則(死刑や終身刑含む)。大麻は一部規制緩和されたが、吸引具所持や公共場での吸引、20歳未満使用等は依然違法。安易な考えは禁物。持ち込み・持ち出し絶対ダメ。
  • 電子タバコ:タイでは電子タバコ(加熱式含む)の持ち込み、所持、使用が禁止。違反すると高額罰金や懲役刑の可能性。絶対に持ち込まない。
  • ギャンブル:タイでは国営宝くじや競馬等を除き、賭博行為は法律で禁止。

主な注意点(習慣・マナー)

  • 頭と足の扱い:タイでは頭は最も神聖な部分。子供の頭を気軽に撫でない。逆に足は最も不浄な部分。人に足裏を向けたり足で物を指したりするのは大変失礼。
  • 挨拶(ワイ):胸の前で両手を合わせるタイ伝統の挨拶。相手の地位や年齢で手の高さ等が変わるが、旅行者はにこやかな会釈でも気持ちは伝わる。
  • 国歌演奏:タイでは毎日午前8時と午後6時に公共の場で国歌が流れる。その際は周囲のタイの人々にならい起立し敬意を表すのがマナー。

リアルな体験談 | 口コミ

ワット・プラヤイ(ビッグブッダ)へ行った際、タンクトップとショートパンツという服装だったため、入り口で係員に止められ、そのままでは中に入れませんでした。結局、近くの売店で羽織るための布を購入する羽目になりました。
タイ人の友人の家にお邪魔した際、床に座っている人の頭をうっかりまたいで通ってしまい、その場の空気が凍りつきました。後で、タイでは頭は非常に神聖なもので、人の頭をまたぐのは大変失礼な行為だと教えられ、平謝りしました。
タイでは電子タバコが禁止されているとは知らず、街中で吸っていたところを警察官に見つかり、その場で高額な罰金を支払うことになりました。知らなかったでは済まされないと痛感しました。

心がまえはこちら

気をつけること

  • 旅行前に外務省海外安全HPやガイドブック等で基本法律・習慣を調査。
  • 現地では周囲のタイ人の行動をよく観察し、敬意を払った行動を。
  • 判断に迷うことがあれば、ホテルスタッフや信頼できるガイドに尋ねる。
  • 常に旅券コピーを携帯し、原本はホテルのセーフティボックス等に保管。
もし遭ってしまったら...

  • まずは落ち着き、決して感情的にならない。
  • 不当要求や身に覚えのない容疑:安易な支払いはしない。
  • 書類に軽々しくサインしないこと。
  • 速やかに大使館/総領事館へ連絡し助けを求める。
  • 必要なら弁護士手配等の相談も可能。

もっと知りたいタイのこと

パタヤで実際にあった悲しい事件・事故

近年パタヤおよびその近郊で報道された、旅行者の安全に関わる主な事件や事故の事例を紹介します。 これらの情報を参考に、より一層の安全意識を持ってパタヤ旅行に備えましょう。

日本人旅行者を狙った強盗傷害未遂

  • 時期: 2024年8月頃
  • 概要: パタヤ市内、散策中の26歳日本人男性が二人組の男に襲われる。金品強奪目的の可能性。男性の抵抗と大声により犯人グループは逃走。男性に大きなケガなし。
  • 教訓: 昼夜問わず、特に単独行動時の強盗リスクの認識。周囲への警戒。万が一の際は大声で助けを求め、安全な場所へ避難。
パタヤでのニセ警官による金銭要求未遂

  • 時期: 2025年4月頃
  • 概要: パタヤビーチにて警官を装う男が外国人観光客に所持品検査を要求。不審な理由で金銭を要求する事案の目撃情報。SNSで動画拡散。周囲の指摘に男はナイフを示し抵抗後、逃走。
  • 教訓: 制服着用でも本物の警官とは限らない。不審な尋問や金銭要求に安易に応じないこと。相手の身分証提示要求、ツーリストポリス(1155)や日本大使館・領事館への連絡の意思表示。
ホテルからの日本人旅行者の転落死亡事故

  • 時期: 2024年1月頃
  • 概要: パタヤ市ジョムティエン地区のホテルで29歳日本人男性が6階客室バルコニーから転落死。警察は事故・事件両面で捜査との報道。詳細不明点多し。
  • 教訓: 海外宿泊施設のバルコニー手すりの高さや構造は日本の基準と異なる場合あり。飲酒時や夜間の不注意による転落事故への十分な注意。同行者との安否確認の重要性。
近郊都市での日本人男性ひき逃げ重体事故

  • 時期: 2023年10月頃
  • 概要: パタヤ近郊シラチャ(日本人多住エリア)で日本人男性がバイクにはねられ重体となるひき逃げ事件発生。運転手は現場から逃走と報道。
  • 教訓: タイと日本の交通ルール・運転マナーの大きな違い。バイク交通量の多さ。歩行者も常時周囲への注意必須。事故遭遇時の適切な医療確保、加害者との不測事態への備えとして海外旅行保険の重要性を再認識。
ジェットスキー転覆、夫婦が救助される事故

  • 時期: 2024年12月頃
  • 概要: パタヤ沖でジェットスキーを楽しんでいたサウジアラビア人観光客夫婦が転覆し海へ投げ出される。夫が約5時間泳ぎ助けを求め、夫婦共に救助。一時生命の危険もあった深刻な状況。事故後、業者と損害賠償(約5万バーツ)の話し合いも。
  • 教訓: マリンスポーツの楽しさと危険性の両面を認識。信頼できる業者の選択。利用前の天候確認、ライフジャケット着用、機材安全点検の徹底。万が一の事故に備え、アクティビティ中の事故もカバーする海外旅行保険加入の必須性。【事故やケガに備える!海外旅行保険の選び方】(→ https://kaigai-risk.com/accident-insurance/)で補償内容の確認。

このような大変悲しい出来事は誰にでも起こりうることです。万が一の事態に備え、旅行保険が死亡時の補償(救援者費用、遺体搬送費用など)やご遺族へのサポートをどこまでカバーするのか、事前にしっかりと確認しておくことも大切です。

出典および参考URLまとめ

  • ThePattayaNews、Pattayaja.com 2024年8月20日付報道などを総合
  • Nation Thailand 2025年4月13日付報道などを総合
  • ThePattayaNews、Pattayaja.com 2024年1月29日付報道などを総合
  • Thaich.net 2023年10月25日付報道などを総合
  • Arab News 2024年12月19日付報道などを総合

パタヤ旅行の安全に関するFAQ

このセクションでは、パタヤ旅行の安全性に関して多くの方が抱く疑問や不安について、Q&A形式で具体的にお答えします。 事前にこれらの情報を確認しておくことで、より安心して旅行の計画を立てられるでしょう。

よくある質問と答え
パタヤの治安は全体的に見てどうですか?夜は危険ですか?

パタヤは世界中から多くの観光客が訪れる活気あるリゾート地ですが、日本の都市と同じ感覚では過ごせません。スリや置き引き、ぼったくり等の軽犯罪は日常的に発生しています。特に夜間のビーチロードやウォーキングストリート周辺、人通りの少ない路地(ソイ)等は注意が必要です。日中でも貴重品管理をしっかり行い、夜間の一人歩きや深酒は避けるなど、基本的な注意を怠らないことが安全に楽しむポイントです。

パタヤのタクシーやソンテウは安全に乗れますか?注意点はありますか?

メータータクシーは比較的安心して利用できますが、乗車前に必ずメーター使用を確認しましょう。ソンテウ(乗り合いタクシー)は、通常ルートなら10バーツ程度と安価で便利です。しかしルート外や貸し切り時は、乗車前に必ず料金と目的地を明確に交渉することがトラブル回避のコツです。不安なら「Grab」等の配車アプリ利用も良いでしょう。詳細は本文中の「タクシー・ソンテウ等の交通トラブル」の項も参考にしてください。

女性の一人旅でもパタヤは安全に楽しめますか?特に気をつけるべきことは?

パタヤを女性一人で旅行される方もいますが、より一層の注意と対策が必要です。特に夜間の一人歩きは極力避け、バーエリアや人通りの少ない場所へは近づかないようにしましょう。服装も過度な露出は避け、周囲の状況に合わせたものを選んでください。見知らぬ人からの執拗な誘いや親切すぎる申し出には警戒心を持ち、きっぱり断る勇気も大切です。宿泊先のセキュリティや立地も事前にしっかり確認しましょう。

ラン島へ行くのは安全ですか?船の注意点はありますか?

ラン島自体はパタヤに比べ比較的のんびりした雰囲気です。ただし島へ渡るフェリーやスピードボートの安全性には注意が必要です。必ず正規乗船場所(主にバリハイ桟橋)を利用しましょう。特にスピードボートは天候や船の状態、ライフジャケットが全員分用意されているか等を確認してください。無理な乗船は避け、安全第一で計画を立てましょう。詳細は本文中の「ラン島へのアクセスと船のトラブル」の項を参照してください。

★出典:外務省Website、在タイ日本国大使館の情報、および旅行者の体験談などを総合的に参考に作成しています。

緊急連絡先と相談窓口(パタヤ滞在中)

万が一のトラブルや急な病気・ケガなど、予期せぬ事態に遭遇した際に慌てないためにも、現地の主な緊急連絡先や相談窓口を事前に把握しておくことは非常に重要です。

これらの情報をスマートフォンに登録したり、メモを携帯したりしておけば、いざという時に落ち着いて適切な対応ができるでしょう。

【警察・消防・救急】

  • 警察 (Police):
    • 電話番号: 191 (タイ全国共通。救急車の要請も可能です)
  • 消防 (Fire):
    • 電話番号: 199 (タイ全国共通)
  • 救急車 (Ambulance):
    • 電話番号: 1669 (タイ保健省管轄「ナショナル・インスティテュート・フォー・エマージェンシー・メディスン」、タイ全国共通)
【観光客向けサポート】

  • ツーリストポリス (Tourist Police):
    • 電話番号: 1155 (タイ全国共通。英語対応可。一部日本語対応も)
    • パタヤ・ツーリストポリス直通(参考): (038) 429-371 または (038) 420-804-5
      • 注:番号変更の場合もあるため、現地確認も推奨。
    • 公式アプリ:「Tourist Police i lert u」スマホアプリも提供。日本語利用可。緊急連絡や情報収集に役立ちます。
【日本の公的機関】

  • 在タイ日本国大使館 (Embassy of Japan in Thailand): (パタヤには総領事館がないため、バンコクの大使館が管轄)
    • 電話: (02) 207-8500 (代表)または (02) 696-3000 (代表)
    • 所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
    • ★出典・公式サイト: 在タイ日本国大使館ウェブサイト
      • 注:旅券紛失・盗難、重大事件・事故等、援護が必要な際に相談可。
【医療機関(パタヤ市内および近郊の主な病院)】

パタヤ市内および近郊には、外国人旅行者受け入れ態勢が整った私立病院があります。
以下は在タイ日本国大使館資料等でも紹介される主な医療機関です。
受診前には海外旅行保険のキャッシュレスサービス利用可否等を確認しましょう。

  • バンコクホスピタル・パタヤ (Bangkok Hospital Pattaya):
    • 電話(代表): (038) 259-999
    • 電話(日本語対応・ホットライン可能性あり): 1719 (要確認)
    • 特徴:大規模私立病院。多言語対応が進んでいます。
  • サミティヴェート病院シラチャ (Samitivej Sriracha Hospital): (パタヤから車で約30分、シラチャ市。日本人居住者も多く利用)
    • 電話(代表): (033) 030-100
    • 特徴:日本語通訳サービスがあると言われています。
      ★出典:上記医療機関の情報は、在タイ日本国大使館発行「安全の手引き」や関連情報を参考に記載。受診の際は事前に最新情報をご確認ください。

まとめ:準備万全で最高のパタヤ旅行を

パタヤでの時間を心から楽しむためには、事前の情報収集と準備が欠かせません。 この記事で紹介したトラブル事例や対策を参考に、安全意識を高く持って行動することで、多くのリスクは避けられます。 万が一の事態に備え、海外旅行保険の加入や連絡先の確認も忘れずに行い、素晴らしい思い出を作ってください。

★記事の最終更新日:[2025年05月28日]

  • URLをコピーしました!

海外旅行保険つきクレジットカードで安心を

海外旅行保険は必須です。少なくとも、年会費無料のクレジットカードは保有しましょう。

実質・年会費無料

セゾン・ゴールド・アメックス(R)カード

  • 年会費11,000円(初年度無料)
  • 年1度の利用でずっと無料
  • 死亡・後遺障害 5000万円
  • プライオリティ・パス追加可能

実質の年会費無料で、豊富な海外旅行保険がついています。メインカードとして最適です。

スクロールできます
補償項目補償金額内容説明
傷害死亡・後遺障害5,000万円事故による死亡または後遺障害への補償。
傷害治療費用300万円ケガをした際の治療費や通院・入院費用。
疾病治療費用300万円病気にかかった場合の治療費や入院費用。
賠償責任3,000万円他人にケガをさせたり物を壊した場合の補償。
携行品損害30万円持ち物(スマホなど)が盗難・破損された場合。
救援者費用200万円急病や行方不明時に、家族の現地渡航や救助活動費を補償。
寄託手荷物遅延費用10万円預け荷物が到着しない場合に、衣類や日用品購入費を補償。
寄託手荷物紛失費用10万円荷物が紛失して戻らない場合の補償。
乗継遅延費用3万円乗継便に間に合わなかった際の宿泊費や食事代などを補償。
出発遅延費用3万円出発便の遅れによる負担(飲食や宿泊費など)を補償。

障害死亡・後遺障害の補償額が5000万円以上ある貴重なクレジットカードです。その他、多彩な補償項目と家族への補償も素晴らしい。

また、他カードと合算することで、補償額を強化することができます。

エポスカードをサブカードに推奨

年会費無料

エポスカード

  • 年会費・永年無料
  • 利用付帯・海外旅行保険あり
  • 傷害治療費用200万円
  • 疾病治療費用270万円
  • 賠償責任3000万円

年会費完全無料のエポスカードですが、補償内容の種類も金額も限られます。メインカードとしては心もとない補償額ですが、合算させるサブカードとして優秀です。

保険の種類補償金額(Visa付エポスカード)
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療費用200万円
疾病治療費用270万円
賠償責任(1事故の限度額)3,000万円
救援者費用(保険期間中の限度額)100万円
携行品損害(1事故・保険期間中の限度額)20万円※

セゾンゴールド・アメックス + エポスカード

2つのカードを合算させると、ある程度のトラブルへ対応できるかと思われます。

スクロールできます
補償項目セゾンゴールドエポスカード合算補償額
傷害死亡・後遺障害5,000万円3,000万円5,000万円※
傷害治療費用300万円200万円500万円
疾病治療費用300万円270万円570万円
賠償責任(1事故)3,000万円3,000万円6,000万円
携行品損害30万円20万円50万円
救援者費用200万円100万円300万円
寄託手荷物遅延費用10万円10万円
寄託手荷物粉失費用10万円10万円
乗継遅延費用3万円3万円
出発遅延費用3万円3万円
入院保険金(日額)5,000円/日5,000円/日
通院保険金(日額)3,000円/日3,000円/日
手術保険金最大20万円最大20万円
旅行事故緊急費用◯(一時帰国等)
家族特約◯(条件あり)

※ 傷害死亡・後遺障害は合算不可。最も高い金額のみが適用されます。
※ 高額な補償が必要なアメリカ等の渡航へは別途有料保険への加入を推奨

まずはこちらをご確認ください

セゾン・ゴールド・アメックス(R)カード

  • 年会費11,000円(初年度無料)
  • 年1回利用で次年度無料
  • 死亡・後遺障害 5000万円
  • プライオリティ・パス追加可能
目次